日本回胴式遊技機技術研究
シンデレラブレイド2をアミューズメント仕様に改造する
各社製基板の特性を調べて各メーカー最新5号機への対応を研究します
今回はNETのシンデレラブレイド2です
@メダルセンサ回路
一般的に各社製基板はメダルセンサ回路が2回路です
最新5号機では各社製基板のメダルセンサの信号を取り込んで3回路〜5回路に分岐発信
する外部回路とマイコンプログラムで対応しています
AMAXBET信号分岐回路
液晶演出でMAXBET連打などを要求される機種にはブロッカー信号をリレー
に取りこんで必要に応じて本体側と各社他社製基板側に分岐します
サミー・ロデオ系特殊小役はリレーだけでは対応できませんので分岐回路とマイ
コンプログラムで対応しています
B小役当選時の本体側への疑似信号回路
一般的に各社製基板は本体側からモーター駆動信号を取り込んでモーターが回ると疑似信号
が発信されモーターが止まると疑似信号発信が止まる仕組みになっています
2センサーの機種では各社他社製基板の疑似信号信号を取り込んで2回路に分ける疑似信号
発信回路を使います。回路はデジタルトランジスタと抵抗を組み合わせた回路です
サミーロデオ系および山佐の最新機は小役当選時の信号が複雑になっています
通常時払い出しセンサ1(PS1)払い出しセンサ2(PS2)は両方ともHight
(H)ですモーターが回るとPS1がLow(L)になってPS2=L PS1=Hと交互に発信し
モーターが止まるとPS1=H PS2=Hに戻っていなければなりません
上記疑似信号発信回路ではホッパーエラーが発生するためモーター駆動信号と各社製基板払出
センサ信号を取り込んで疑似信号を発信する回路とマイコンプログラムで対応しています
Cメダル払い出しブレーキ回路について
初期の各社製基板はカプセル払い出し用に開発されたためブレーキ回路という概念が有りません
メダル出しに使うと1枚出るところ2枚〜3枚出てしまいます 各社はメダル払い出し用にブレーキ
基板をつけて対応していますが、各社製基板しか入手できない場合はオリンピア・平和系の4号機
ホッパーについているブレーキ基板が使えるのでこれで対応します。オリンピア・平和系のブレーキ
基板が入手できない場合はTA8429とマイコンプログラムを組み合わせた回路で対応します
以上各社製基板を再利用する場合の対応です
ご不明の点はご遠慮なくお尋ね下さい 090-3194-4902