G1 | P |
G2 | L |
G3 | L |
G4 | L |
S1 | H |
S2 | H |
S3 | H |
S4 | - |
S5 | - |
S6 | - |
S7 | H |
H1 | L |
H2 | L |
H3 | H |
PS | 0 |
PH | 0 |
I/O設定の考え方
エヴァンゲリオン・希望の槍はメダルセンサーが3回路です
センサ1・センサ2・センサ3のそれぞれの本体側にスマートボード出力を配線し、ロジックを設定します
(1)まず通常の状態を把握してください
@アナログテスタを電圧計測モードにあわせます(この場合、DC5Vが計測できるレンジ)
A黒の電極をGNDに
B赤の電極でメダルセンサの電圧を計測します
Cセンサ1は5Vでメダル通過時にテスタの針が動きます。上に動きます→アクティブローです。つまり、ノーマルハイでスマートボードS1=H
Dセンサ2は5Vでメダル通過時にテスタの針が動きます。下に動きます→アクティブローです。つまり、ノーマルハイでスマートボードS1=H
Eセンサ3は5Vでメダル通過時にテスタの針が動きます。下に動きます→アクティブローです。つまり、ノーマルハイでスマートボードS1=H
F赤の電極で払出センサ1と2の電圧を計測します
GCREDITSに点数が表示されている状態で精算ボタンを押します
Hメダルが払い出されて払出センサ1は0Vでメダル払出時にテスタの針が動きます。上に動きます→アクティブローです。つまりノーマルローでスマートボードH2=L
I払出センサ2は5Vでメダル払出時にテスタの針が動きます。下に動きます→アクティブローです。つまりノーマルハイでスマートボードH3=H
※配線作業に入る前に必ず確認してから作業してください。 詳細はこちらにすべて明記しています。必ずご覧下さい。
もちろんお電話いただければご案内しますが、電話代 もったいないですよね。
スマートボード配線取り付け手順
(1)パチスロ実機の動作点検
中古市場から入手したパチスロ実機が正常に作動することを確認します
1−1はじめに:パチスロにはAC24V仕様とAC100V仕様があります
AC24V仕様に直接AC100Vをつなぐと瞬時にパチスロ実機が壊れます。 注意して下さい
ここではエンターライズのモンスターハンターを例にご案内させていただきます
モンスターハンターには電源コードにAC100Vの表示がありました。
電源プラグを直接AC100Vに挿入しても問題ありません
ここでは、AC24V仕様かAC100V仕様かわからない場合を想定して、そんなときの対処方法
をご案内しましょう
@パチスロ実機の電源プラグを一次側AC100V−二次側AC24Vのトランスを使用しパチスロ
実機の電源プラグを二次側AC24Vにつなぎます 一次側AC100Vは100V電源につないで
下さい
AパチスロのメインスイッチをONにします
何も反応がありません
B次にトランスを使用しないでパチスロ実機の電源プラグを直接100V電源につないで
パチスロのメインスイッチをONにします
パチスロが作動しました
このことからこの機種はAC100V仕様であることが判明しました
もしも、この機種がAC24V仕様だった場合はAの段階でパチスロが作動しなければなりません
くれぐれも、順番を逆にしないように・・・
尾籠なたとえで恐縮ですが、一枚しかティッシュペーバーがないときに、先に鼻をかんでそれを
乾燥させて尻を拭くようなものです。いくらご自分のものでも、順番が逆になったら不幸ですよね
1−2 つぎに:実際にパチスロを作動させます
□設定鍵を使って設定変更してみます
電源OFFの状態で設定キーON→現在の設定値1から6の数値が表示→設定変更スイッチで
任意の設定値を選択してスタートレバーを操作→設定値が確定されるので→設定キーOFF
→このときメダルブロッカーコイルがパチンと作動しパチスロがゲームモードに戻ります
□メダルを投入します
□4枚目を投入するとCREDIT(あるいは貯留表示)に1が表示
□連続投入できて
□52枚目で表示が49になり
□53枚目を投入するとブロッカーコイルがパチンと作動し表示が50になる
□54枚目以降はメダルが返却される
□スタートレバーをたたくとゲームができて
□STOPボタンで3つのリールが停止するとブロッカーコイルがパチンと作動し
□メダルが3枚投入できてブロッカーコイルがパチンと作動し4枚目が返却されて
□ゲームが継続できて
□小役が当選するとWNIに表示された枚数のメダルが過不足なく払い出されて
□精算ボタンを操作すると53枚のメダルが過不足なく払い出されて
いることを確認して下さい
これら、一連の動作が問題なくできることが作業の前提となります
何か問題があればそれを解決して、解決できない場合は入手先に連絡して、ご相談
されて下さい
これらの確認が出来ない前に配線を始めてパチスロ実機に作業の痕跡を残すと、実機入手先から
一切の相談を拒否されるとお考えください
(2)電源の確保
スマートボードは電源回路を持ちません
パチスロからDC24Vを横取りしてマイコン作動用の電源を作っています
スマートボード(以降SBと表記)CN1@を電源BOX40P−18黒の24Vにパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
SBCN1Bを電源BOX40P−白AのGNDにパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
(3)設定信号
スマートボード上のスライドSW1の操作で設定値確認や設定変更を可能にするための配線処理です
SBCN1Aを電源BOX40P−37黒のE設定信号の配線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4)ブロッカーコイル・メダルセンサ・MAXBET・精算
(4-1)ブロッカー(+)はCN6I黒です。SBCN7@茶をパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-2)ブロッカー(−)はCN6J茶です。SBCN7A赤をパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-3)メダルセンサ1はCN6A赤です。この配線を切断した本体側の切り口にSBCN7B橙を半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-4)メダルセンサ2はCN6D緑です。この配線を切断して本体側の切り口にSBCN7C黄を半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-5)メダルセンサ3はCN6G灰です。この配線を切断して本体側の切り口にSBCN7D緑を半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-6)MAXBETはCN4A白です。信号線はを切断してMAXBETボタン側の切り口にSBCN7Hを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-7)4−6で切断したMAXBET信号線の本体側の切り口にSBCN7Iを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(4-8)精算ボタンはCN1@黒です。信号線を切断した精算ボタン側の切り口にSBCN7Jを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5)ホッパーの配線
SBCN6とSBCN8の配線処理を同時に進めます
(5-1) モーター(+)の信号線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN8@を半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-2) 5−1で切断した信号線のホッパー側の切り口をSBCN6@に半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-3) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーター(+)につなぎます
(5-4) モーター(ー)の信号線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN8Aを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-5) 5−4で切断した信号線のホッパー側の切り口をSBCN6Aに半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-6) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーター(ー)につなぎます
(5-7) メダル払出センサ1の信号線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN8Cを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-8) 5−7で切断した信号線のホッパー側の切り口にSBCN6Cを半田付け配線しテープなどで絶縁します
(5-9) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーターのマイクロスイッチのNOにつなぎます
(5-10)メダル払出センサ2の信号線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN8Dを半田付け配線しテープなどで絶縁します
ホッパー側の切り口は何もつなぎません
(5-11)メダル払出センサ1のV+ラインの配線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN6Bを半田付け配線しテープなどで絶縁します
カプセルベンダー仕様の場合はマイクロスイッチなのでセンサ用の電圧出力SBCN6Bは使用しません
(5-12)メダル払出センサ1のGNDラインの配線を切断して電源BOX側の切り口にSBCN6Dを半田付け配線しテープなどで絶縁します
メダル払出センサが2回路あるのでV+ラインとGNDラインは払出センサ1用と払出センサ2用がそれぞれ用意されています
色分けされていません。間違えるとセンサに電圧が供給されず、メダル払出の際に払出が止まらない等のトラブルになります
(5-13)カプセルベンダー仕様の場合はSBCN6DはベンダーモーターのマイクロスイッチのCOMにつなぎます
これで配線は終わりました
(5-14)最後にSBCN1@とBでDC24Vを確認してから基板に挿入し、電源をONにして点数表示7セグが点灯すれば作業終了
基板の取り付けは成功しました
機種・設置先にあわせて各種設定を完了させて下さい
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