モンスターハンター月下雷鳴(エンターライズ AC100V)



スマートボード配線取り付け手順
(1)パチスロ実機の動作点検
   中古市場から入手したパチスロ実機が正常に作動することを確認します
  1−1はじめに:パチスロにはAC24V仕様とAC100V仕様があります
            AC24V仕様に直接AC100Vをつなぐと瞬時にパチスロ実機が壊れます。 注意して下さい
            モンスターハンターには電源コードにAC100Vの表示がありました。
            
            電源プラグを直接AC100Vに挿入しても問題ありません
            
            ここでは、AC24V仕様かAC100V仕様かわからない場合を想定して、そんなときの対処方法
            をご案内しましょう
            @パチスロ実機の電源プラグを一次側AC100V−二次側AC24Vのトランスを使用しパチスロ
             実機の電源プラグを二次側AC24Vにつなぎます 一次側AC100Vは100V電源につないで
             下さい
            
            AパチスロのメインスイッチをONにします
            
            何も反応がありません
            B次にトランスを使用しないでパチスロ実機の電源プラグを直接100V電源につないで
             パチスロのメインスイッチをONにします
            
            パチスロが作動しました
            このことからこの機種はAC100V仕様であることが判明しました
            もしも、この機種がAC24V仕様だった場合はAの段階でパチスロが作動しなければなりません
            くれぐれも、順番を逆にしないように・・・
            尾籠なたとえで恐縮ですが、一枚しかティッシュペーバーがないときに、先に鼻をかんでそれを
            乾燥させて尻を拭くようなものです。いくらご自分のものでも、順番が逆になったら不幸ですよね
   1−2 つぎに:実際にパチスロを作動させます
             □設定鍵を使って設定変更してみます
               電源OFFの状態で設定キーON→現在の設定値1から6の数値が表示→設定変更スイッチで
               任意の設定値を選択してスタートレバーを操作→設定値が確定されるので→設定キーOFF
               →このときメダルブロッカーコイルがパチンと作動しパチスロがゲームモードに戻ります
             □メダルを投入します
             □4枚目を投入するとCREDIT(あるいは貯留表示)に1が表示
             □連続投入できて
             □52枚目で表示が49になり
             □53枚目を投入するとブロッカーコイルがパチンと作動し
             □54枚目以降はメダルが返却される
             □スタートレバーをたたくとゲームができて
             □STOPボタンで3つのリールが停止するとブロッカーコイルがパチンと作動し
             □メダルが3枚投入できてブロッカーコイルがパチンと作動し4枚目が返却されて
             □ゲームが継続できて
             □小役が当選するとWNIに表示された枚数のメダルが過不足なく払い出されて
             □精算ボタンを操作すると53枚のメダルが過不足なく払い出されて
             いることを確認して下さい
             これら、一連の動作が問題なくできることが作業の前提となります
             何か問題があればそれを解決して、解決できない場合は入手先に連絡して、ご相談
             されて下さい
             これらの確認が出来ない前に配線を始めてパチスロ実機に作業の痕跡を残すと、実機入手先から
             一切の相談を拒否されるとお考えください
(2)電源の確保
   スマートボードは電源回路を持ちません
   パチスロからDC24Vを横取りしてマイコン作動用の電源を作っています
   スマートボード(以降SBと表記)CN1@を電源BOX14P@の24Vにパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
   SBCN1Bを電源BOX14PAのGNDにパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
(3)設定信号
   スマートボード上のスライドSW1の操作で設定値確認や設定変更を可能にするための配線処理です
   SBCN1Aを電源BOX14PのE設定信号の配線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   
(4)ブロッカーコイル・メダルセンサ・MAXBET・精算
   (4-1)SBCN7@をCN6@赤・BL(+)にパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-2)SBCN7AをCN6@青・BL(ー)にパラレルで半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-3)SBCN7BをCN6G黒・S1の信号線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-4)SBCN7CをCN6D灰・S2の信号線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-5)SBCN7DをCN6C白・S3の信号線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   
   (4-6)SBCN7HをCN3B黒・MAXBETの信号線を切断してMAXBETボタン側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-7)SBCN7IをCN6G黒・MAXBETの信号線を切断して本体側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (4-8)SBCN7JをCN5@黒・精算の信号線を切断して精算ボタン側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   
(5)ホッパーの配線
   SBCN6とSBCN8の配線処理を同時に進めます
   (5-1) SBCN8@をホッパー6PのB2赤モーター(+)の信号線を切断して電源BOX側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (5-2) SBCN6@をホッパー6PのB2赤モーター(+)の信号線を切断してホッパー側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
       
   (5-3) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーター(+)につなぎます
   (5-4) SBCN8Aをホッパー6PのB3黒モーター(ー)の信号線を切断して電源BOX側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (5-5) SBCN6Aをホッパー6PのB3黒モーター(ー)の信号線を切断してホッパー側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
       
   (5-6) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーター(ー)につなぎます
   (5-7) SBCN8Cをホッパー6PのA3白払S信号の信号線を切断して電源BOX側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
   (5-8) SBCN6Cをホッパー6PのA3白払S信号の信号線を切断してホッパー側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
       
   (5-9) カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーターのマイクロスイッチのNOにつなぎます
   (5-10)SBCN6Bをホッパー6PのB1赤払SVの信号線を切断してホッパー側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
       
   (5-11)カプセルベンダー仕様の場合はSBCN6Bは使用しません
   (5-12)SBCN6Dをホッパー6PのA2黒払SGNDの信号線を切断してホッパー側の切り口に半田付け配線しテープなどで絶縁します
        
   (5-13)カプセルベンダー仕様の場合はベンダーモーターのマイクロスイッチのCOMにつなぎます
        ホッパー6P・A1緑は筺体アースです 切断しても構いません
   (5-14)最後にSBCN1@とBでDC24Vを確認してから基板に挿入し、電源をONにして点数表示7セグが点灯すれば作業終了
         
        基板の取り付けは成功しました
        機種・設置先にあわせて各種設定を完了させて下さい






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