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パチスロゲーム機・改造の手引き

はじめに

ホールで人気のパチスロを、タイムリーに業務用ゲーム機に改造するためのサブ基板「回胴王」をご利用の方のために、
取り付け方法をご案内するサイトです。
初心者の方でもおできになるように、電子工学などの専門知識がなくても、中学校の理科や技術家庭の知識があれば理解
できるように編集されています。

パチスロをゲーム機に改造するには、パチスロ本体を解析して信号を制御するロムを作って、本体に取り付ける方法と、回
胴王のような外部制御基板を取り付ける方法とがあります。また、外部制御基板でも、あらかじめ、本体側のハーネスに対
応したハーネスが用意されたワンタッチ取り付けタイプと、信号を探し出して配線していくタイプがあります。

回胴王の場合、外部制御基板の配線タイプで、改造を完成させるまでに手間がかかりますが、作業の過程でデジタル信号
のやりとりが理解できて、パチスロはどうやって動いているのか・・・といった基本的な概念がわかってまいります。

改造したパチスロゲーム機はお客様ご自身が新しい息吹をあたえた創造物ですから、万一の故障の際にも、あわてず的確
に対処することができます。こうした技術的な裏づけは、ご自身のオーラーとなってお取引先の信頼を勝ち取ることでしょう。

前置きはこれくらいにして、早速、作業に取り掛かりましょう。ご不明の点は電話サポート(090-3164-4902)でお手伝いさせて
いただきます。


用意するもの

■パチスロ実機  機種は何でもいいのですが、ここではおなじみの吉宗(大都技研)ですすめます
■改造用基板   回胴王は発売以来さまざまな進化を遂げて回胴王VR3としてワイモードから好評発売中

アミューズ用・
配線ハーネス一式+点数表示7セグメント付  価格:¥30.000-(消費税・送料別)

■工具類

半田こて ハンダ テスター ニッパー
ワイヤーストリッパー ドライバー 半田吸い取り機 照明
熱収縮チューブ 結束バンド ライター ハーネステープ

絶対に改造を成功させるという熱意(これが一番大切かも・・・・)

□作業をはじめるまえに

@パチスロ本体の扉を開けて打ち止め・自動精算のスイッチを無にセットします
Aパチスロの電源を入れて50点分表示されるまでメダルを投入します
B実際にプレーして、小役が揃った際に表示通りの枚数のメダルが払い出されるか確認します

□テスターの使い方
@導通の確認
テスターを抵抗レンジにあわせます。 TkΩ・10kΩなどと表示されているところです
赤と黒のテスト棒を接触させてみると針が動きます
配線がつながっているか確認するときに便利です
A交流電圧の確認
テスターのレンジをACVの振り切り200〜300にあわせます
ここでためしに、赤と黒のテスト棒を100Vnoコンセントに差してみましょう
針が100まで振れてとまりましたね
コンセントに電力会社から100Vが供給されていることが確認できました
B直流電圧の確認
テスターのレンジをDCVの振り切り50のところにあわせます
吉宗本体のホッパーを取り外すと電源BOXがあります
右から4P・10P-1・10P-2・12Pと並んでいます。黒いハウジングに黄色の回線が4本・10本・10本・12本
と入っています

パチスロの電源を入れて、テスト棒をハウジングの隙間に差して電圧を測って見ましょう
テスト棒の赤がプラス。黒がマイナス(0V)です 針が0Vからマイナスに振れる場合は
赤黒逆にして見ましょう これで次のことがわかります

10P-1
0V 0V 0V 0V 0V
5V 5V 5V 5V 5V
10P-2
- - - - -
24V 24V 0V 0V 12V

回胴王はDC24Vで動いています パチスロの24Vに回胴王CN1-@(24V)、0Vに回胴王CN1-B(GND)を
パラレル(並列)でつなぐことになります

Cホッパー信号の確認

電源BOXの下にあるホッパーのハーネスを本体からはずして写真のように信号が確認できるようにしましょう
メダルを取り出してホッパーを空にしておきます
CREDITに50点表示されている状態で精算ボタンを押します
ホッパーが回り始めると同時にテスターが24Vを示すところを見つけます
赤黒のテスト棒を順番にさしてエラーになってモーターが止まったらリセットボタンを押すと再び回りはじめます
このとき、黒がGND=0Vホッパーモーターマイナス、赤が24V=ホッパーモータープラスです
ホッパーハネス8Pのうち、黄色の太い配線がモーターのプラストマイナスだとわかりました


4 3 2 1
8 7 6 5
1:センサー5V
2:GND
3:センサー信号
4:モータープラス
5:センサー5V
6:GND
7:センサー信号
8:モーターマイナス


Cメダル払い出しセンサー信号の確認
黒のテスト棒をGNDにさします
ホッパーにメダルを入れて精算ボタンを押します
メダルの払い出しにあわせて針が振れるところがセンサー信号です 吉宗は2センサーのホッパーですので
センサー信号は2箇所あります
Dメダルセンサー・ブロッカー信号の確認
黒のテスト棒をGNDにさしますメダルを投入したとき針が振れるところがメダルセンサーの信号です
吉宗は2センサーですのでメダルセンサー信号は2箇所あります
4枚前のメダルを入れると返却されますこのとき針が振れるところがブロッカーのプラスです
EMAXBET信号の確認
黒のテスト棒をGNDにさします
MAXBETの信号はCN6を通っています
テスtロ棒の赤を順番にあてていって、MAXBETボタンを押したときに針が振れるところを見つけます
ここがMAXBETの信号です
同じような測定方法で精算ボタン信号、台設定信号を調べて整理したのが下記配線資料です